焼酎の誕生は今から約500年前。既にこの時代から、庶民の酒として親しまれてきました。麹との相性の良さ・戦前の酒税法・豊富な水資源などが相まって、焼酎は「食中酒」として文化に浸透していき、南九州の地酒にしか過ぎなかった焼酎ですが、1970年第一次焼酎ブームを機に、日本中で消費され、日常に根付きました。そして2022年現在。幾度かの焼酎ブームを経て、日常酒・そして國酒としてのポジションを得ました。
少子化が進む日本と、急速に進化する世界。
この不安定であり、もの凄いスピードで変化する現代、消費者の趣味嗜好やライフスタイルも変容し、焼酎も変革していくことが責務だと考えています。
「TRANSFORM SHOCHU」
20世紀の大量生産型のシステムから脱却する為に、世界の蒸留酒シーンを捉え、焼酎を再定義、そして創造していきます。
田園のある日本の原風景を想起させるトンボ。 水生のヤゴからトランスフォームし、空を自由に滑空するトンボで、ブランドの旅立ちと焼酎への姿勢を込めました。
またトンボはわずか8g程度の小さな体ですが、重い空気の圧力や大風をものともせずに飛行する能力があり、スタートアップである我々とその姿が重なるものがあります。 造形的に羽の部分が「X」にも見え、このシンボルと共に「TRANSFORM SHOCHU」を目指していきます。
繊細で独特、原材料・香り・味わい・造り方など多様性があり、世界でも類を見ないスピリッツが「焼酎」であります。
土地や風土に密接に根ざしており、ほとんどが九州で造られ、北の方から、麦焼酎は壱岐や大分・福岡、中部地方の熊本は米焼酎、南部を見ると芋焼酎で有名な鹿児島・宮崎。九州本土を離れ島に行くと黒糖焼酎の奄美大島、更にその南には沖縄・泡盛。その土地で作られる農作物・穀物が、原材料として使用されました。
九州、特に南の方は温暖な気候もあり日本酒が作れない地域であり、そこに海外の蒸留技術と日本の発酵文化。これらが九州でクロスし焼酎へと昇華されていきました。
SHOCHU X FM by 焼酎野郎SHOCHU X FMである焼酎野郎radioでは、様々な業種の関係者をゲストとしてお呼びし、これまでの裏話や、我々が考える焼酎の未来やブランド構築についてなど、様々なトピックについて対談しています。是非晩酌のお供にお聴きください。
数百年の時を経て、異文化が複雑にクロスし、個性と多様性のあるスピリッツに昇華された焼酎。その奥深い伝統に独創的なコンセプトを融合することで、焼酎の再定義とエクスペリエンスの創造に挑み続けます。
焼酎に関する記事を読む焼酎とは麹による日本の醗酵技術と1回蒸溜によってもたらされる、世界でも類を見ないフレーバーをもつスピリッツ。 SHOCHU Xの商品は全て、代表の橋本が九州各地の選りすぐりの酒蔵より原酒を厳選又はブレンドしています。独創的なコンセプトと洗練されたクリエイティブ、現代風の飲み方を提案し、今までの概念を覆す、唯一無二の焼酎体験を愉しんでいただければと思います。
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