5/9・10は黒糖焼酎の日!


黒糖焼酎をご存知でしょうか?


黒糖焼酎とは、奄美諸島で造られる本格焼酎。焼酎の中での割合はわずか2%しかありませんが、都内の居酒屋にも結構置いてあります。

そんな黒糖焼酎が作られる奄美諸島は、鹿児島本土と沖縄の中間にある日本で3番目に大きい島です。

酒税法で奄美諸島でのみしか製造できないので、正式名称は「奄美黒糖焼酎」。


そんな黒糖焼酎の原料は名の通り「黒糖」です。


サトウキビ栽培は奄美でも盛んに行われています。

しかし原料となる黒糖の大半が沖縄産です。


なぜ奄美産の黒糖がほとんど使われないか?


そこには国の政策や歴史的経緯がありました。


戦後、沖縄と同じように奄美諸島は米軍占領下に置かれてしまいました。そこから本土返還されたのは7年後の1953年。


そこから20年は奄美の黒糖が使用されていた(らしいです)。

そして20年後の1972年、沖縄が日本復帰を果たしました。


日本復帰を果たすも当時の沖縄は荒れ果てた状況。


沖縄の経済復興のために「離島振興策」を打ち出します。その中に沖縄産の黒糖を推奨するために、税金があてられ、奄美産の黒糖よりもずっと安くなりました。


そこから奄美の黒糖焼酎メーカーは、沖縄産の黒糖を使い始め、それが現在2021年まで続いています。


酒税法で奄美黒糖焼酎が制定されておよそ70年。

(黒糖焼酎の製造工程)

他の酒類よりはおそらく歴史は浅い方だけど、奄美の歴史と風土が生んだ賜物である黒糖焼酎を、もっと愛し広めていきたいものです。

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